精神保健福祉士になるために福祉系短大など3年制の学校へ進学
精神保健福祉士は、福祉系短大などへ3年間通っても目指すことができます。
3年制短期大学などと定められている学校は、3年制の短期大学、修業年数が3年以上の専修学校、そして、大学に入学できる方を入学資格としている各種学校です。
ですから、福祉系の専門学校で3年制のところへ進学しても、精神保健福祉士が目指せることになります。
ただ、福祉系短大などへ3年間通って精神保健福祉士を目指す場合は、4年制の福祉系大学へ進学したときとは異なり、相談援助実務を1年間経験しなければ、精神保健福祉士の国家試験受験資格を満たすことができません。
また、相談援助実務をこなす施設、職種内容も決まっています。
精神科病院で精神科ソーシャルワーカーや医療ソーシャルワーカー、臨床心理技術者といった職種で経験を積むと、精神保健福祉士が目指せます。
また、精神保健福祉センターで心理判定員や保健師、看護師として働いても、精神保健福祉士を目指すことができます。
- 児童養護施設や児童相談所
- 母子生活支援施設
- 児童自立支援施設
などで生活支援員を経験したり、保育士として働いても、精神保健福祉士を目指せるようです。
ですから、福祉系短大などへ3年間通って精神保健福祉士を目指す場合、実務経験ができる場所選びよりも、学校選びが重要になるかもしれません。